ニセコクラシック後編
大集団に合流し、相棒のノアさんと別れた悲しみの中、第1の登りを通過。
ここでおさらい!
今回のレースは、年代別スタート。
19-34歳のヤング勢→それ以降の年代別に別れた集団が1分間隔で出走していく流れ。
(2016年初参加の時は、全員ごちゃ混ぜスタートだった)
つまり、若いほうが、ある意味お得。
集団から遅れても、後から来るグループにジャンプできるチャンスが沢山ある。
ただ、総合順位はネットタイム方式(自転車に取り付けられたチップが計測地点を超えたところからのタイム)。
ノッポの場合、同じ集団に自分以外の年代がいたら、1分以上遅れていることになる。
総合順位を争う場合は”敵”であるものの、年代別のタイムを縮めたい場合は”味方“でもある。
今思い返せば、他の年代別からすれば、ノッポは格好のカモ🦆というわけです....。
おさらい終わり!
第1の登りを終え、大集団で今大会の山場であるニセコパノラマラインに到達。
当然のように、集団は崩壊。
誰がアタックしたわけでも無く、登りクチからペースを上げすぎた選手がバラバラと落ちて来る。
この峠は約10km、標高800m程度。
つまり激坂はない。
イメージは、大垂水峠が伸びた感じかな。
パワーメーターで300w(4.7倍)を維持して淡々と登る。
もっと早く登りたくて、ふとダンシングを発動させ先頭の選手も追い越し独走🌋
たぶん6倍くらい?で頂上までダンシング。
すると、後ろからヒイヒイ言いながら573?の選手が食らいついて来た❣️
別に千切るつもりはなかったけど、ハイになっていたからか7-8倍でも踏める気分⤴️
と思った矢先、後輪がフニャっとした。
パンクか!?と思ったら、後ろの選手がフラフラ過ぎてハスってしまったようだ。
通常、ハスるとどちらかは転ぶが、今回は2人とも無事。(奇跡!?)
何を血迷ったか、とりあえずこの人が復活するまで介抱することにした。
20kmのベリーロングな下りに入るところで復活して頂き、下りに入る。
......下りがメチャクチャ早い。
80km近く出ていただろうか。
俺も下りは苦手ではないけど、この人も早い。
そして、千切られた🤣
あーあ..と意気消沈していたところ、最後の下り終わりでは待ってくれていた....!!!
(なんて良い人だ!!)
平坦に入り、落ちて来た選手を拾いながら8人の集団ができた。
ラッキー!と思い、前を走る2人組を捕まえましょう!とクオーレの選手と話す。
2 vs 8。
負けるわけない。
すぐ捕まるに決まってる‼️
.....おや?
ペースが上がらない。
よく見ると、全員先頭交代はしているものの、ある2人の選手によってペースが乱されていることに気づく。
1人は、自転車買って2年目の選手で先頭に出るたびに踏み過ぎていた。
ローテをアドバイスさせて頂いたら、3回目の先頭交代でパーフェクトに‼️
で、問題はペースを落とす選手をどう振り落とすか......。
あれこれしているうちに、前の2人を吸収、と同時に後ろから現れた大集団に呑まれ、ここぞ!!とばかりに古い船🚢を棄てる。
(アディオス!!)
そのまま最後の山岳に突入。
ここでも同じ動きがあり、ジワジワと先頭へ。
さっき2人で逃げ続けていたうちの1人が強い。
石川県から来たという巨人さんとは、ペースが合う。
どうして2人で逃げてたんですか?と聞くと、後ろの集団はダメだったから、と。
登りが終わると、team may beの55歳の選手がガンガン引く。
この集団で最強だったのは、間違いなく彼でしょう。ありがとうございました!
石川の巨人さんとは最後まで競うことなく、2人で一緒にゴール🥅🎉
順位は68/171位で、残念ながらイタリア🇮🇹への切符は逃しましたが楽しいレースでした。
やはり、インターバル練が課題。
そしてダンシングにもっと自信もって良かったな。
良いモチベーションのなか、夜はラム肉🐏