自転車生活のはじまり
Youtubeを巡回中に、懐かしい選手を発見!
Andy Schleck、ルクセンブルク在住の元プロサイクリスト。
練習中の落車後に引退し、今は自転車屋さんの店長に。
ここで、自分のロードバイクとの出会いを振り返ってみようと思います。
自分がはじめてスポーツバイクに乗ったのは、高校2年のとき。
危険レベルなので、CWSでクロモリを買ってもらい、通学や予備校への移動に使っていた。
当時はヘルメットが大嫌いで、家から出て速攻でハンドルバーに巻いていた。
サングラスも持ってなかったから、まさに”ダサい、のび太”状態。
(おまけに、超色白でオタクにしか見えなかった...と思う)
だから、ぴちぴちのジャージを着てる人達の気が知れなかった。
その後、大学生活スタートにあわせて、アルミロードを買ってもらった。
もうなくなっちゃったけど、〇's Roadの赤坂店で買った。
バイオレーサーって装置でサイズ64を薦められて、とりあえず64を買ったんだよね。
(後になって、60~62がベターだったと気づくんだけど)
この時点ですでに2台持ちという、ドラ息子全開な生活だった。
入学直前、家族旅行でしまなみ海道を走った。
もうぶーたれて、何度「あと何キロ?」と聞いたか分からないほど。
小さな丘ですら脚付き必至で、高齢サイクリストから激励される始末。
自分にとっては、ただひたすらに坂道を呪う旅行でした。
(ありし日のノッポと、ノッポ弟)
(これ、まさにぶーたれ全開のときです💦)
で、大学生活がスタートするわけだけど、いきなり連日30km通学はキツかった。
余りにも疲れすぎて、1限で既に飢餓+睡魔MAX。
ちょっとずつ慣れていく中で、大学のサイクリング部の新歓に参加。
新歓には、ホントに色んなやつが来てた。
・自転車興味ないけど、部室でゲームしたい。
・彼女or彼氏がほしい。
・消去法で来てみた。
・兼部して様子を見たい。
ロードとヘルメットと、ジャージも持ってるやつは俺だけ。
ここでもドラ息子全開だけど、正直ほかの部活には全く興味がなかった。
とくにレースしたいわけでもないし、先輩も優しそうだし、とても健康そうな雰囲気から入部を決定。
1年目の夏、人生初の峠越えを体験することになる。
北海道にある、狩勝峠。思い出の峠。
45リットルリュックをしょったままのヒルクライム。
麓から、3年生の先輩が、勢いよく飛び出していく。
イケメンハーフで、ガタイもいい。あれが噂の一番強い人だ。
ここで負けじと、ペースを上げて登り始める。
ひぃひぃ言いながら、徐々に距離を詰める。
登ってる間、ペダルを踏む動作だけに集中していた。
いわゆる、ゾーンってやつだったかもしれない。
景色を見る余裕もなく、延々と踏み続け、やっと頂上に。
気づいたら、一番だった。
以降、同年開催のツールドフランスを毎日のように見返すようになった。
すごいスピードで峠を登っていくアンディがカッコよくて。
2010年のハイライトは、アンディvsコンタドールの戦いといっていい。
もう本当に楽しくて楽しくて、ジャージは全部アンディ所属のSAXOBANK!!
コンタドールは、何となくセコい行為が多くて、アンディ推し。
そんなこんなで、ちょっとずつガチ系といわれる世界に没入していったのでした...。
Andyは、ケガをしてから自転車に2時間以上乗れない体になってしまった。
動画をみてたらAndyの分まで、また走りたくなってきた🚲