ノッポさんの徒然日記

サラリーマン生活をしているアラサーの日記

メルボルンの自転車事情

無事にメルボルンに降り立つことができ、次にやるべきことは勿論サイクリング!!先発でメルボルン入りしている先輩サイクリストとのライドを中心に、振り返ります。

 

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(既に現地で就業中のMさん。行動力がヤバい....。良い意味で)

 

~目次~

1.ライドの必需品まとめ

2.サイクリストが知っておくべき事

3.駐輪事情

4.実際300kmくらい走ってみた感想

 

1.ライドの必需品まとめ

パスポートやコンパクトなお財布は日本と同様、常に携帯しておいた方が良いでしょう。今回はウェア類を中心にレポートします。メルボルンは日本に比べて寒暖差が非常に激しい印象です。参考までに、オーストラリア西部に位置するパースというグランフォンド世界選手権の開催地にも選ばれたエリアも見てみると、最高気温30度の日もあれば、翌日は16度など、アウトドアを楽しむ為には備えが必要です。とりあえず9月~10月で渡航予定の方向けに、男性なら脱着できる秋用ウォーマー系は必須、女性なら休憩中の冷え防止のために、冬物の羽織る系があったほうが良いかもしれません。

 

2.サイクリストが知っておくべき事

オーストラリアは元々イギリスの植民地であったことから、本土同様に左側通行となっています。更に更に、市内にはバイクレーンも整備されていて、ビギナーにも優しい環境になっています。この道は、江ノ島沿いの134号をさらに進化させたような道で、勿論トレーニングライドをしたければ車道をバリバリ走っても問題ありません。

 

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最も注意すべきは、基本歩道は走行NGという点と、ヘルメット着用となります。ノーヘルは違法です。ママチャリだろうと何だろうと、自転車に乗るときは必ずヘルメットが必要です。歩道走行の場合、状況にもよりますが徐行なら嫌な顔されないかもですが、混雑時や高速での走行はご法度。そのためにも、バイクレーンがあるわけです。とはいえ、こういった厳格なルールがある一方、いろんなところで適当なのがメルボルンの良いところ。(適当な国…素晴らしい…というか住みやすい。)

適当といえば、ランドアバウトもその一つ。一応ルールはありますが、結局は阿吽の呼吸的なところがあるので、アイコンタクトしながら安全に走りましょう。こちらの方がまとめてくださっているので、興味ある方はどうぞ!(イギリスのそれと全く同じです)

https://xn--cck3a2a3s919l0z8d.com/cairns-tourism-207/

 

 

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郊外に行くと、直進・左折ごとにバイクレーンが敷かれています。ちなみに右折は右折レーンに入るのでかなりハードル高めです。スピードに乗り切れていない場合や、危険を感じた場合は2段階右折がベターです。こちらでは2段階右折という概念が存在しませんが、安全サイドを取った判断が重要です。ドライバーさんにもわかるように、ちゃんとハンドサインを出さないと左折車を混乱させる場合があるので、ドライバーさんとのコミュニケーションも超大事です!!

3.駐輪事情

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海外おなじみの、こんなスタイルの駐輪場が一般的です。単独ライドの場合は、やはりは必需品です。仲間がいるなら、見張り役を分担しておけば間違いないでしょう。ただし、長時間の駐輪や夜間駐輪は超危険なので絶対に避けた方がいいでしょう。昨日今日とで市内を歩き回ってみたんですが、大きなオフィスの前には数台のバイクが止めてありました。ただ、どれも軽量ロードバイクではなく、比較的エントリー~ミドルレベルのバイクが多く、高級グレードは1台もありませんでした。

郊外(中心地Cityから10~15㎞先)に出れば、都市部ほど神経質にならずとも大丈夫なのですが、やはりソロライドの際は必ず鍵をかけておきましょう。初めての地域で生活する際、”ここは海外、いつ何が起こるか分からない”という気持ちを常に持ち続けるようにしています。とはいえ、メルボルン、治安がめちゃめちゃ良いです...皆余裕がある感じがします。

 

4.実際300kmくらい走ってみた感想

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結論からいうと、東京に比べ中心地・郊外ともに非常に走り易いです。東京でいけば、尾根幹を安全に走れるスキルがあれば全く問題なく楽しめます。ドライバーさんも、かなり紳士的というか危険・無理な割込みさえしなければ非常に親切でした。ライドの際、ビジネスアワー(AM9,10~17,18時頃)は通勤・帰宅時間のピークとなるため、出来るだけこの時間は割けてライドに出かけるのが良いでしょう。ちなみに、EDGE 520Jを使用していますが、何ら問題なくStravaへのアップロードも出来ています。

 

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唯一難点を上げるとすれば、山が遠いという事です。道がとても広く、緩やかな登りと下りが非常に多く、常にジェットコースターに乗っているような感じでした。最高時速66km/hは、中々にエキサイティング。先輩に連れて行って貰ったDangdenongエリアのアプローチで50㎞程と、松戸→筑波山ライドを彷彿とさせる距離。移動時間としてはアップダウン&風向きもあって1時間ちょっとで移動できました。(先輩についていくのに必死で、あまり記憶がないのですが!笑)

 

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(絶好調なM先輩。もうアラサーのライフポイントはゼロです.....💀💀💀)

 

ちなみにDangdenong最高地点は、標高650m程度なので東京の坂でいけば時坂峠なイメージですね。道中カモノハシ君が轢かれていましたが、ワイルドライフも豊富な感じで、運が良ければ色んな野生動物に出会えそうです。

 

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(Dandenongエリアで見つけたナイスな別荘。夜は何か出てきそうな気配。)

 

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(念願のヒルクライムが出来てご満悦な筆者。やっぱり自転車は楽しい!!)

 

次回、メルボルンの生活(前編)です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

See you soon!

 

END