ノッポさんの徒然日記

サラリーマン生活をしているアラサーの日記

ピアノデー

朝起きて、平熱を確認。
しかし、ノドに違和感あり。
保菌の可能性あるため、今日のお仕事は、おやすみ頂いた。
大事を取り、サイクリングもお休み。



ほげーっと、ソファに横たわりTVに目をやる。
TVで、ピアノ販売会が特集されている。

それを見た爺が

爺:「ピアノ、弾いてくれないかなぁ」



思えば、最後にピアノを弾いたのは、1年前、アメリカにいたころ。

アメリカ人の友達を作るため、何かのキッカケになればと思い、
真冬のあいだ、音楽学部棟に潜入し、毎日コソコソ練習していた。
あんなに練習したのは、何年ぶりだろう。

楽曲は、「アシタカとサン」。

ジブリアメリカでも大人気。

この曲は、映画もののけ姫のエンディングテーマというだけあって、
練習中に、個室のドアから学生が覗き込んできたり、エールをもらったりした。



そんなわけで、何十年もリビング半分以上占拠するヤマハさんは、
実に4年以上は、家族の物置スペースとなっていた。

ふとTVに目を戻すと、アナウンサーが、たどたどしく、
スタジオのピアノ(1000万円)を弾きはじめた。

どう見ても、初心者の動き。
おまけに、ピアノを評価しはじめちゃった。

ジーザス・・・

「・・・自分の方が、まだマシなはず。」

ピアノに向かい、ボロボロの楽譜をつかみ出し、
鍵盤の配置、指の動きの記憶を、呼び戻す。

気づけば、2時間経過。

・・・楽しい。

イヤでイヤでしょうがなかったピアノが、楽しい!
最初は全然ダメでも、回を重ねるごとに、明らかにミスが減るのが分かる。

ノーミスで弾き終えたときの感覚は、
サイクリングで峠を越えたときの感覚に似ている。

集中力と忍耐力を磨くのに、良いかもしれない。
続けよう。



いつの間にか、爺は、飽きたのか、
フィットネスクラブにいってしまっていた。

ジーザス・・・。

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