チーム、オーベストへ
留学も終わり、就活も無事決まり、残すところは”卒論”のみとなってきました。
そんな中、大学1年の頃よりお世話になっていた”オーベスト”というお店のチーム員登録を、店長さんこと西谷さんに尋ねられました。
思えば、壊れきっていた成城サイクリング部を見限り、オーベストのチームでの活動をメインに据えるか、本気で悩んでいた時期がありました。
果たして、この部活に居続ける事が自分にとってプラスなのか。
ロードやサイクリングの考え方が全く異なる人たちと居るべきなのか。
思えば、この自転車に対する考え方は西谷さんに強く影響されたものでした。
悩んだ挙句、「現状を変えられる人間は、ほかに居ない」と自分に言い聞かせ、在留を決定。
と同時に、サイクリング部の徹底改革を決意したのです。
そして、きちんと引退してから、オーベストに入るなら、入ろうと。
僕が引退して1年が経ち、1つ下の代の引退式が、先日行われました。
その時に思った事は・・・、ある種の達成感のようなものでした。
どうやら、僕の意志は、次の世代に伝わったようです。
先輩たちを真っ向から糾弾し、もはや何の意味もないランに意地で参加した日々。
そんな苦い思い出も、今思えば価値ある時間だったように思います。
これで心置きなく次のステップにという事で、12月2日、チームオーベストへの登録を済ませた次第です。
吉澤、1年間お疲れ様!!
初練習会の記録。
チーム登録後、さっそくチーム員のみの練習ランへ。
ランが始まるといつもと様子が違って、いつもみたいに速くない。
途中、西谷さんより、「脚は回し続けること」、「前の人にきちんと付くこと」とアドバイス。
集団走行経験の浅い僕は、ブレーキを一切使わずに前の方と間隔を取るという事で、いっぱいいっぱいでしたが、ブレーキを使わない事はごく当たり前の事だそう。
ウーム、奥が深い。(技術が無さすぎ!?)
が、次第に脚が止まる事も少なくなり、何となく感覚を覚えてくると、怖いけど楽しい。というか楽。
そんなこんなで、周回練習場の工業地帯(?)へ。
大体標高80mくらいの登りを、登って降りての10周回。
3本目、めっちゃ早そうな方の先導で、千切れようかと心が折れかけるが、折りなおす。
以前の練習会で、「後先考えない走り方も悪くない」と言われた記憶があったので、我武者羅に。
頂上付近で、肺が爆発しそうになりながら、西谷さんにかわされて2番手通過。
悔しいので、10本目、怒りのヤケクソダッシュ。
こちらも途中で風さん、Gzさん、西谷さんにかわされるも、頂上付近でGzさんを巻き返し3番手。
最後に奇声を発しながら巻き返すと、風さんより「ナイスファイト!」とお言葉を頂く。
その言葉で我に返った時には・・・orz
差されるかと思ったら、気付いたら一人で飛び出してしまった。
次は練習会のメインコースで勝負したいなぁ。
メモ
「走行中ペダルを止める事は、マナー違反。」
「前のペースをちゃんと見て、踏み過ぎない。」
「くだりはコッソリブレーキで、速度コントロール。」
勉強になった一日でした。
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