ノッポさんの徒然日記

サラリーマン生活をしているアラサーの日記

北アルプス山麓グランフォンド参加レポートPart2

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後半のレポートになります。

イベント当日の写真を交えつつ、予備知識をまとめていきます。

 

・ロングライド完走のポイント

諸々と定義付けがあるかと思いますが、個人的な主観として100km以上のライドをロングライドとします。当イベントにはいくつかのコース設定があり、参加者は自分のレベルに応じて参加コースを選ぶことができます。最難関と言われる165kmコースに参加し、完走するために必要なことがいくつかあります。最も重要なポイントは、関門です。

 

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関門とは、制限時間内に特定のポイント(関門)を通過できなかった場合、短縮コースへの誘導またはリタイアとなるものです。基本的にグランフォンドは順位は関係ないので、ぶっちゃけ完走証は絶対欲しい!ということなら、普通に貰えると思います(未確認)。レースイベントの場合は、そこで失格となることが一般的です。イベントや距離はよっては関門が存在しないものもあるので、マイペースで楽しみたい場合にオススメです。

 

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今回参加したコースでは、確か4箇所ほど関門があり、フルコースを走り切りたいチームメイトが終始ハラハラしていました。それもそのはず、割と真面目に走っても結構ピッタリに近い時刻が設定されていたようです。私はチームメイト全員が完走できなければ意味がないと考えていたので、時刻は全く意識しませんでした。(先行メンバーによると、かなりギリギリだったらしいです。)完走できるということは、完走できるためのペース配分が不可欠です。

 

関門に関して、今回のライドから感じたのは関門の存在だけ意識しつつ、あとは景色とコースと、一緒に参加した仲間たちとの時間を楽しんだ方が満足度が高い、ということです。当イベントの趣旨は競争ではないので、変な強迫観念に支配されてしまっては、せっかくのイベントも台無しですから。

 

・でも最難関を超えたい方へ

ここからはテクニックになりますが、165kmコースには僅かながら平地区間も存在します。ここで、他の参加者と協力してトレインを組むことでかなり体力を温存できます。同じ集団の中で、イベントを通じて友達になったという話しもチラホラ聞くので、これもグランフォンドやレースイベントの醍醐味かもしれません。但し、日頃からショップの走行会などで事前準備は欠かせません。非常に高度な技術と判断力を求められるワザなので、弱虫ペダルのマネだと思って安易にトライすると大怪我します。本当に。ただ、こういったグランフォンドイベントは地方で開催されることが多くそもそもの交通量が少なく、トレインをするには最高の環境とも言えます。まずはグループでの走行スキルを学ぶという点でも、一度レースやスポーツサイクルに重きを置いたプロショップのイベントに参加することをオススメします。

 

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・意外と抜けている、機材選び

今回のイベントでは、スタート直後からパンクしている参加者が大勢見られました。165kmグループの最後尾からスタートしましたが、おそらく10-15回くらいはパンクトラブルを横目に通過したと思います。パンクの原因は、主に3つ。対パンク性の低いタイヤを選んでいること。そもそもタイヤが摩耗して薄くなっていること。最後は、走る場所が悪いということです。今回、ALL FREEのみなさまには私のラインに沿って走ってもらっていたからか、1人としてパンクすることはありませんでした。また、チェーンもオイル切れでチャリチャリ鳴らしながら走っているサイクリストも散見され、チェーンリングとチェーン交換、修理で2万円コースです。

 

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こうしたいくつかの気配りで、イベントの楽しさが一気に変わってくるので、事前準備はしっかりしておいた方が良いでしょう。

 

かなりタフなコースですが、走りきったあとの達成感、特に仲間もいて、感慨深いものがありました。特にこのエリアはコンビニや自販機などの補給ポイントがほとんど無いので、初挑戦の方は来年トライしてみてはいかがでしょうか。

 

End