ノッポさんの徒然日記

サラリーマン生活をしているアラサーの日記

メルボルンで感じたことPart2

Twitterでこんな記事を発見。

 

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先月、移住する気満々で渡豪したワケですが、意外と事前情報と違った現実を知りメルボルン移住は断念しました。行く前にも調べられたよね!?って情報もいくつかあったので、次回の移住先調査で活かしたい。だけど、やっぱり第一印象って大事で、本当に移住したい!って思える場所に出会えるまで、旅を続けていくべきだと思いました。(あとで後悔しないためにも、ね!)

 

実際にオーストラリア第2の都市メルボルンに行って分かったことをまとめます。

 

1.ホワイトな労働環境が整っているのは一部の企業であること

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そもそもメルボルン行きのキッカケをくれたのが、上記の動画です。時短勤務や労働環境が超ナイスなIT企業の社内見学動画になっています。こんな職場で働きたいな・・・そんな夢を見させてもらいました。 

現地ですごく助けてくれた友人のMatt氏は、社内のメンバーがクソ過ぎて、まったくサポートも受けられず協調体制もなく辞めたとのこと。3カ月前に転職して、融資の与信判断系の仕事とのことで、居心地良さそうでしたね。日本の実態を説明したところ、やっぱり全部の企業がまともってワケじゃないようです。

 

2.イチ移民である日本人は、最低賃金が保証されていないこと

海外移住するなら、最低限現地語は喋れないと詰むな…と感じたエピソードです。現地の日本人コミュニティの集まりに参加し、現地在住の日本人の方から興味深い話を聞くことが出来ました。

 

日本食レストランでは給料の不払いや最低賃金以下での雇用が実在すること

〇ワーホリ資格取得のためのインターンと称した最低賃金以下での労働契約

 

日本のブラック企業よりも劣悪な実態があることが分かりました。

当たり前ですが、”移民”として別の国に行くのでパワハラ等の労働問題があっても労働基準局に駆け込むわけにもいきません。この辺、詳しい方に教えて頂きたいですが仮にワーホリ移民でも労働基準局的な行政があった場合でも、やはり英語や音声証拠は必須になってくるでしょう。 日本語でケンカできるのは、日本だけですから。企業名は伏せますが、現地で日本人向け情報を出しているところとか、ね。農園でのワーホリも、フェアにやるところとそうでないところは領主次第なところがあることも忘れてはいけません。

 

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ジャパレス=日本食レストランの通称です。こうなっちゃうパターンも多い模様。日常会話レベルだと飲食店ですら雇ってもらえない事が多く、日本語でOKな仕事=日本食レストランに行きつくワケです。で、結局日本人な空間から離れられずに、時給800円もしくはそれ以下で現地で生活するハメになり、オマケに英語も伸びずに…という方が、結構な数いらっしゃるようでした。

 

3.空き巣や宗教問題が意外と起きている

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ちょうど滞在がスタートして数日経った日の出来事。やっぱり移住ってなると、子持ちだと学校どうするって話になるが、市内の日本人学校はキャパオーバーで教員募集中、もう1つの学校は郊外になるので、決して教育環境が整っているとは言い難い。競争もなさそうなので、教育の質は分からない。あと、空き巣も要注意。

 

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4.失業率でみた、オーストラリアvs日本

治安が最高レベルに良いとされているオーストラリア(特にメルボルン)でさえも空き巣が起きるのには、やはり失業率と移民国家の課題があると感じました。ナイスな労働環境とはいえ、5.3%の失業率メルボルンの市内歩けばわかりますが、ホームレス、ゴロゴロ沢山います。Mattも深刻な問題だけど、ずっと解決できてないんだって言ってた。

 

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 たいしてわれらが日本、かなり優秀で2.4%

 

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労働環境がクソなのはわかっているけど、オーストラリア2500万人vs日本1億2500万人なので、やっぱりこの点だけ見ると超優秀。ちなみにアメリカさんは7%超。

 

まとめ

Youtube等のコンテンツは視聴回数がモノを言う世界です。なので絶対にネガティブな動画よりも楽しそう、キラキラなところだけを切り取られたものが多い印象です。今回の旅で一番事前調査が足りない、と感じたのは日本の事でした。やはり現在地を知ることはとても大事。結局移住した先でそこそこの生活するにはいくら必要なのか?が超大事

いろいろ計算した結果、今は日本が一番お得という判断でした。ただ、やっぱり日本の会社員って大した仕事・職場が少ないから、やりがいも無いしスキルが身につかないってケースが多いのが実態。もしいつか海外に出たらボッコボコにされるので、その準備だけはしておこうと改めて思いました。やっぱし言語だけはやっとこう。

 

END